義肢装具を利用するためには、まずは病院(整形外科など)にて医師の診断を受ける必要があります。その後、医師の処方を元に「義肢装具士」が義肢装具の採寸・採型から製作、調整までを行います。また医師と義肢装具士だけではなく、その後のリハビリには理学療法士や作業療法士などが関わります。つまりはすべての工程に様々な専門職が関わり、言わば「チーム医療」の一貫として義肢装具は完成するのです。 01.医師による診断 前述の通り、義肢装具を利用するためには、医師の診断を受ける必要があります。 02.処方・診断書の発行 医師の診断後に義肢装具が必要となった場合、医師から平井義肢製作所へ処方が出され、患者様に対しては診断書が発行されます。処方、診断書の発行が終われば義肢装具製作の工程に入ります。 03.採寸・採型 ここから本格的に義肢装具の製作が始まります。患者様の足など義肢装具をはめる箇所を確認し採寸・採型を行います。患者様の身体の一部となるものですので、不安な点や疑問などはすべてご相談ください。 04.製作 採寸・採型をした情報を基に義肢装具士が義肢装具の製作を行います。平井義肢製作所ではこれまでに多くの義肢装具を製作してまいりました。経験・ノウハウを最大限に活かし、患者様にあった装具を製作いたしますので、安心してお任せください。 05.装具装着適用チェック 最終的な仕上げが終わりましたら、医師による適合チェックを行います。適合チェックに合格すると正式に納品となります。 06.装具訓練・歩行訓練 装具の納品後は、理学療法士や作業療法士による装着訓練・歩行訓練を行います。 07.アフターケア 製作、納品、装着訓練・歩行訓練が無事終わりましたら工程は終了です。歩行の事に関してのアフターケアなどは理学療法士や作業療法士に、装具の事に関しては医師や義肢装具士にご相談ください。